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糸碕神社

今から約1300年前に建立。広島県内で最も古い神社

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    三原南部

住所 広島県三原市糸崎8丁目10-1
営業時間
定休日
TEL 0848-68-0102

神功皇后立ち寄った地

三原駅から国道185号を東へ約3km行った国道沿いにあります。神功皇后が西征の帰途、船を寄せられた際に水を献じたという故事によって、この地を井戸崎(後に糸崎)といい、郡を水調(後に御調:みつぎ)と称した縁により、天平元年(729年)創建されました。
境内には、神功皇后が軍船をつないだという「船つぎの松」の記念碑と、樹齢約500年といわれる市天然記念物のクスノキがあります。糸碕神社は、美しい景色と多くの文化財に恵まれた古い歴史をもつ神社で、正月の初詣などでなじみ深い神社です。

かつては一宮と並ぶ社格の別格神社

社伝によれば天平元年(729年)に豊前国宇佐八幡宮より応神天皇の産髪を勧請した事に創まるといわれ、広島県内で最も古い神社とされています。古来朝野の崇敬を集め、かつては一宮と並ぶ社格を持つ別格神社として大氏宮と称されていました。
中世には小早川氏や毛利氏、福島氏等の地方有力者の庇護を受け、近世には小早川氏が社領330石、銭150貫を寄進しています。元和8年(1612年)に本殿が炎上、寛永元年(1642年)に広島藩藩主浅野長晟によって本殿が再建されましたが、宝暦2年(1752年)に再び火災により、同9年(1759年)に現在の本殿が再建されています。

大正13年(1924年)に県社に昇格し、現在でもこの地方で船を新造した場合、まず当神社のお祓いを受け、その後大山祇神社へ向かうのが慣わしとなっています。

広島県一の大楠

境内にそびえるご神木の大楠は、樹高30メートル、胸高幹囲13メートル、樹齢推定500年(昭和37年(1962年)当時)であり、昭和37年に三原市の天然記念物に指定されています。楠としては広島県で一番、中四国地方でも3番目の大きさを誇っており、日没後にこの大楠を右回りに8度回り神社から出ようとすると、夜の海からおらび船と呼ばれる船が神社のすぐ前の船着き場にたどり着き、夜の沖へと連れ去られてしまい、また、左回りに回ると宝船がやって来るという伝承があります。しかし現在では神社のすぐ前の船着き場は埋め立てられてしまっています。

かつては夜泪き松と呼ばれる松の巨木があり、夜泣きする子にこの松の皮を煎じて飲ませると夜泣きが収まると言われていました。また、万病にも効くとされた。江戸時代には「糸崎八幡宮の夜泪き松」として広く知られており、京の公卿や江戸の豪商等が競って求めていました。この夜泪き松は上方の古典落語の演目である『夜泣きしずめ』にも登場しています。また、境内には江戸時代の囲碁棋士で、棋聖に数えられる本因坊秀策の業績を讃えた江戸時代の石碑があります。

詳細

TEL 0848-68-0102
住所 広島県三原市糸崎8丁目10-1
URL
アクセス 車/山陽自動車道三原久井ICから約35分
公共/三原駅から福地行バス約16分 糸崎神社下車、 徒歩1分

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