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特集

三原市と世羅町の一部だけに生息するヒョウモンモドキ(チョウ)

ヒョウモンモドキを守ろう!

環境省のレッドデータブックで「絶滅危惧種ⅠA類」に指定されているヒョウモンモドキ(学名:Melitaea scotosia)。絶滅の恐れが最も高いチョウを守るための取り組みが広島県世羅・賀茂台地で進められています。
希少で可愛いヒョウモンモドキは毎年6月にせら夢公園で見ることが出来ます。

かつては本州各地に生息していたヒョウモンモドキ。1980年頃よりヒョウモンモドキの生息地だった天然の湿地が開発によって破壊されたり、水田環境が変化したことなどによって、湿地環境が大きく減少・悪化し、ヒョウモンモドキは急激にその数を減らしてしまったのです。

減少率98%!

水田の周りで普通に見ることが出来ていたヒョウモンモドキは今や日本の中で三原市・世羅町だけが安住の地になってしまっています。しかしその安住の地も、その環境を人の手で守ってあげることが必要です。

せら夢公園内ではヒョウモンモドキの孵化から成虫までを観察できる!

せら夢公園内でヒョウモンモドキの種を保存するためにキセルアザミを育て、孵化から、幼虫の生育、成虫の保護などや環境保全の指導を行っているせら夢公園自然観察園主任の延安 勇さん。我が子のようにヒョウモンモドキを大切に育てている。

せら夢公園内にはヒョウモンモドキの造形物も

キセルアザミやノアザミを育て、生育の環境を整えている

ハウス内で幼虫の成長を見守っている

ヒョウモンモドキの卵塊

キセルアザミの葉を食べる幼虫

ヒョウモンモドキの蛹

ヒョウモンモドキを守るために!

ヒョウモンモドキ保全地域協議会が中心となって、年間を通じて保全活動が行われています。
「春の作業」4月下旬~5月上旬・・・ノアザミ開花のための草刈り
「夏の作業」7月~8月・・・ノアザミ育成のための草刈り
「秋の作業」9月~11月・・・キセルアザミの展葉、湿地環境の維持・復元のための草刈りや溝堀
「ヒョウモンモドキの飼育」通年(主に3月~6月)・・・せら夢公園自然観察園のヒョウモンモドキの飼育

ヒョウモンモドキを守る活動にご協力・ご支援をお願い致します。

刈払い機による草刈りや樹木の伐採など大掛かりな作業が中心ですが、手作業での草刈りやプランターでの食草栽培、飼育施設へのノアザミ花の持ち込みなど、どなたでも気軽に参加できる作業もあります。
ふるさとの宝を守るヒョウモンモドキの保全活動にご参加いただける方は、事務局またはお近くの構成団体までご連絡ください。

〇広島県世羅・賀茂台地では、下記の団体により各地でヒョウモンモドキを守る活動が行われています。 NPO法人もりメイト倶楽部Hiroshima、くい環境会議、(株)セラアグリパーク(せら夢公園自然観察園)、特定非営利活動法人日本チョウ類保全協会、パシフィックコンサルタンツ(株)、ヒョウモンモドキ保護の会、広島市昆虫館友の会、復建調査設計(株)、広島県、三原市、世羅町、多面的機能支払交付金などを活用して保全活動に取り組む世羅町・三原市の集落営農組織、世羅町東自治会 (写真協力:せら夢公園自然観察園)

ヒョウモンモドキ保全地域協議会事務局

三原市生活環境部生活環境課 〒723-8601広島県三原市港町3-5-1 TEL0848-64-2111 世羅町産業振興課 〒722-1192広島県世羅郡世羅町西上原123-1 TEL0847-22-1111